8日目(サッカー観戦)
おはようございます。
昨日は長男のサッカー公式戦を観戦して来ました。GWに入って2戦目です。
後半に15分ですが出場し6-1で快勝することが出来ました。そして彼の成長を嬉しく思いました。
長男は小学校からサッカーでGKをしていますが、中学時代は4番手GKで公式戦はおろか練習試合でもろくに試合に出ていなかったと思います。
「思う」というのは私が飲酒により心身ともに体調が良くなかったので、ほとんど応援に行っていなかったのと、中学部活引退間近の本人に聞いたところ「試合に出たことはほとんど無かった」と言っていたからです。
試合に出られない中で、試合に出られず辞めていく仲間が多い中で続けられた理由は何だったのか考えたことがあります。
それは彼が決して楽しそうではなく、出られないことを苦しんで悩んで仲間とも打ち解けていなかったように感じていたからです。
ユニフォームも自分で(今でも)洗い続け、そうする様子は「お百度詣り」のように願掛けをしているようでした。
最後の引退試合は家内と見に行った記憶があります。
彼は後輩が試合に出ている中で、ベンチにも座れず地面に座っていました。
3年生で引退試合で地面に座っているということは「ずっとベンチではなく地面を温めていたんだなぁ」と思いました。
地区大会で準優勝をしましたが、公立中学校の部活についてその時考えたのを思い出します。
それは顧問の先生や学校の名を売るためのものではなく、試合出場の機会や経験を皆に均等でなくても与えるべきなのではないかということです。
試合でピッチに立ったことのない彼は本当の緊張感を体験しないまま、サッカー強豪校の高校生になりました。
私は最初説得を試みたことを覚えています。また地面を3年温めるより出場機会の多い高校に進学した方が彼のためだと思ったからです。
結果的には現高校サッカー部監督の方針「ただ勝つためではなく、全ての生徒に出場機会と経験」とチームが高体連とFCに分かれていることにより彼も次々出場するようになりました。
彼は大学受験の悩みは尽きないようですが、今は楽しそうに部活をしています。
私の大いなる反省は小学、中学時代に彼の気持ちに寄り添えなかったということでしょうか。
それが飲酒が起因していたものか、私の性格だったのかはわかりませんが、今は出来る限り観に行こうと思います。